お棺のはなし
お棺、と言うと以前まで私の中では
こういうやつしか思い浮かびませんでした。
それから桐とかの木で横に何か彫ってあるものとか。
一方、オーストラリア(というか欧米)でお棺というと
こういうものを想像なさる方が多いのではないでしょうか。
映画に出て来そうなやつ。
まず、十字架がついているものは最近は少数です。
キリスト教の人ばかりじゃないですしね。
そしてオーストラリアのお棺はデザインも素材も多彩!
一般的なこんな感じのデザインはもちろん、
前回の記事の写真にもあったようなバスケットタイプ
安価でペンでメッセージを書いたりできる段ボール製のもの
棺の外側の色々なデザインが選べる
(Lifestyle coffin社より)
など、さまざま。
日本では顔が見えるように窓がついているものが大多数ですが、オーストラリアではそういうデザインはあまりありません。蓋が真ん中で分かれていて開くようになっているものはあります。
ですが、上の写真を見てもわかるように、オーストラリアでは持ち手がついているものが主流です。
それはなぜかと言うと、オーストラリアでは火葬が主流になってきてもいますが、土葬も結構あるので、家族や葬儀会社の人が柩を運ぶときに持ち手がないと運べないから(だと思う)
ちなみにネットで調べたら、日本でも花柄とかピンクとかグリーンとかありました。
生きているうちに棺選びをする方ってあまりいないかもしれませんが、家族に希望を伝えておくのもよいのでは?
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